旅するやまがた

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山形は米が超うまく、あのお餅の味が忘れらません。

前回書いた学生時代のマドンナの自宅に行ったときに、正月ですからお餅をたくさん頂戴したんです。

一緒に行った友人（今はえらくなっちゃって・・いつかその友人のお話もしましょうか？？）とほっぺたを落としながら食べたもんです。


どんなに美味しかったかというと、まずは納豆もちでしょうか？　

つきたての餅を細く丸めて、先から親指大にちぎって納豆の中に入れるんです。
この納豆とつきたての餅のコラボレーションは日本の文化そのもではないでしょうか？

納豆嫌いはべつですが、普通の人なら「ウッメー」とか「マイウ」に綯っちゃいますね（笑）


次に特記すべきは、やはりあんころ餅と黄な粉餅でしょうね。
これは全国どこででも食べれますが、やはり山形のつきたての餅と併せて食べると格別なんです。


餅なら全国どこでも食べられますが、「すすり餅」って聞いたことがありますか？


これは、すごいです。


その昔、漁師が海に数日出かけるとき、船が小さくて船の中では料理ができなかったのですね。
弁当も数日先までは用意することができません。

そんなとき漁師は船出する前に餅をすすって（噛まず）胃にたくさん入れて漁にでたんだそうです。

なんでも３日はこれで持ったそうです。

昔の人の知恵もすごいですが、すすれる餅もすごいですよね。


味は関係ないですが・・


山形の餅の思い出でした。  

あれはとうの昔の大学時代のことでした。

私は、とある東京は神楽坂に所在する某理工系大学に在籍しておりました。

大学の風潮は学ぶより遊ぶほうが多かったのですが、同じサークルに所属する山形県出身で細くて小さくて可愛らしい女性がおりました。

サークルのほとんどの男性の憧れのマドンナであったことはみんなが認めるところです。

そうです。　山形県は美人の産地なのです。


ある冬の話。


私と友人二人で正月蔵王にスキーに行くことを口実に彼女の家を訪問したのです。

そこでびっくりしたのは、サークル他の男子メンバーも彼女の家に行っていたのです。


そして聞くところによるとほとんどの男性メンバーは彼女の家に行く約束をしていたんです。

彼女も彼女ですが、恋愛感情は男性のみで、彼女のほうはただの友達ということで来る友達を拒まずという考えだったようです。

それに彼女の実家はお金持ちで家がすごく大きくていくら客がきても大丈夫だったのです。

そんなことを露知らない男性の面々は、「来てもいいわよ」という彼女の言葉にうきうきして自分だけが招待されたと勘違いして行っていたんです。

あとで本当に大笑いしたのを昨日のように覚えています。


その彼女の家があった地名は「左沢」（あてらさわ）なのです。

この地名ほとんどの人が読めない漢字ですよね。（笑）  

はじめまして、応援やまちゃんです。

南は米沢から北は鶴岡・新庄まで山形県で何が面白いかを探求してみたいと思います。

面白い中身は、名所旧跡から自然を散歩、美味しいなどいろいろです。

まずは何を書こうかと思っていたら、頭をよぎったのが米沢のしゃぶしゃぶでした。


あれは、もう４０年も前になりますが、福島県の飯坂温泉に逗留していて外国から来日していた踊り子を数人連れて米沢に行ったんですね。

何って特別な目的もなかったもんですから、車を止めてそばにいたおばちゃんに、「このへんで美味しいものってなんでしょう？？」って聞いたら、「そりゃ牛肉でしょ・・しゃぶしゃぶとかすき焼きとか美味しいよ」とおっしゃるので、牛肉を食べさせる店を探して、ある中規模のしゃぶしゃぶ店に入りました。

店員が、「何にしましょ？」と聞くのでしゃぶしゃぶを注文しました。

同伴したのは外国の女性だったので、日本のしゃぶしゃぶをしりません。

なんとか日本の良さを知ってもらおうと色々説明したんですが、
当時はほとんど中国語を話せなかったので、身振り手まねで大変でした。


頼んだのは確か少し高級なしゃぶしゃぶ肉ですが、テーブルの上のしゃぶしゃぶなべの中のお湯に薄い肉を入れて「しゃぶしゃぶ」とやって中がまだ赤いくらい生に近い状態の肉を、ゴマダレに付けて食べましたが、ウメーのなんのってあの味は忘れられませんね。

その後と酢醤油に漬けて食べると、これも絶品です。

中国の踊り子も美味しそうに食べて、忘れられない一日を今思い出しました。